凄い!【百均サングラス】の「家庭用品品質表示」で分かったこと!

百均サングラス 品質表示はバッチリ!
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なかなかカッコいいサングラスでしょ!?

目をすっぽり覆い隠す「ビッグフレーム」

百均サングラス左上からみた写真
百均サングラス正面から。テンプルを半タタミ状態。

「眩しさを軽減!偏光レンズ」

しかも、「UVカット99%」

これ!どこのブランド?
どこで買ったの?

いくらなの?

そんな問い合わせが殺到しそうな洒落たサングラスです。 

 答えはッ?・・・

 ジャジャン!・・・


そうです!

皆さんご存知。

DAISO ダイソー 大創産業(株)さん です!
税込¥110-也!

思わず手に取ったダイソーさんの偏光サングラス

眩しさ軽減!」
偏光グラス

タグのアイキャッチコピーに驚き‼!思わず手に取った!!

すると更に右上に・・・

UVカット」
「99%」

の文字が・・・

百均サングラスタグ付き写真。このタグが目に入り購入。

(ほんとかよ?)と思いながら裏面を見てみると・・・

タグの裏側:品質表示がしっかり記載されています。

「品名」が、堂々の「偏光サングラス」。

「材質」は、レンズ・フレームともプラスチック。

しっかり「可視光線透過率10%」「紫外線透過率1%未満」の表記が!!

すばらしい!!

何が素晴らしいというのか?
店頭に並んでいるサングラスの殆どが、このタグ自体がなく、サングラスの情報がわからないからです。

  1. ちゃんと国の定める法律に沿って、品質表示表が添付されていること。
  2. その内容が、その法律に従った基準で記載されていること。

パッケージに目立つように表記すること自体、自信を持って目の健康に関しての「製品の安全性をアピールしている」といえるでしょう。

ダイソーさんが販売しているこのサンラスは、国の基準に則って品質を管理し、信頼を保証している商品であるという安心感がありますよね。

国が定める「サングラスの品質」

国は、「家庭用品質表示法」で消費者の健康に安心・安全な製品を購入できるように、事業者が情報を表示する義務を課しています。

「家庭用品品質表示法」は、消費者が日常使用する家庭用品を対象に、商品の品質について事業者が表示すべき事項や表示方法を定めており、これにより消費者が商品の購入をする際に適切な情報提供を受けることができるように制定された法律です。

出典:消費者庁ホームページ>家庭用品品質表示法 家庭用品品質表示法 | 消費者庁 (caa.go.jp)

表示すべき事項や表示方法を、商品毎に定めています。

「サングラス」の項目もあり抜粋してみると、

  1. 品名(表示名) 以下の3つ
    「サングラス」ー屈折率、平行度等の基準を満たしたもの
    「偏光サングラス」ーサングラスのうち、偏光度が90%以上の物
    「ファッション用サングラス」ー前項以外の物
  2. レンズの材質
    ガラスorプラスチック(コーティングはカッコ書き)で表示
  3. フレームの材質
    レンズ枠、テンプル毎に材料の表示
  4. 可視光線透過率
    jis規格に則った機器を使用し、既定の方法で測定する
  5. 紫外線透過率
    jis規格に則った機器を使用し、既定の方法で測定する
    実際の表示において消費者にとってわかりやすい表示とするため、波長365nmにおける透過率を表示することが望ましい。
  6. 使用上の注意
    製品の品質に応じて適切に表示する
    特に、ファッション用グラスについては、長時間の使用についての注意を促す表示が必要
  7. 表示者名等の表示責任の所在を明確にする

出典:サングラス | 消費者庁 (caa.go.jp)

サングラスには、目の安全をも左右する、目に見えない紫外線を防ぐ目的もあるため、品質に関する情報開示が必要であり、購入者である私達がわかりやすいように表示することが求められています。

我々にとって、タグの表示やカタログの表記も有効な情報源ですね。

もし、品名が「ファッション用グラス」或いは、「タグや品質表示がないもの」については、長時間の使用による目の健康に不安が残る選択となります。

どういうことかというと、ただの色つきメガネでは、レンズのカラーが濃くなればなるほど目の瞳孔が大きく開き、大量の紫外線が侵入する状態となり、健康状態に悪影響を与える危険性があるから注意喚起をしなさいよ、と警告しているのですね。

なので「ファッション用サングラス」の区分のものは、緊急時のみの短い時間の使用にとどめるのが正解でしょう。

ダイソーの偏光サングラスの品質表示をみて、思うこと。

  • <機能>
    偏光機能
    紫外線カット99%以上
    可視光線透過率10%のカラー付き
  • <材料>
    レンズ:プラスチック
    レンズ枠:プラスチック
    テンプル:プラスチック
  • <その他>
    レンズカラー:ブラウン
    フレームカラー:ブラウン
    鼻パッド:フレーム一体型(調整不可)

全体的な印象としては、耐久性は大丈夫か心配しています。

  • プラスチックは、紫外線、油、水分、塩分に脆いです。
  • レンズは、強化のためのコーティングは施されていません。
  • プラスチック製のフレーム・テンプルは、特にテンプル(つる)部分は金属等の芯がなく劣化に対する強度が心配です。
  • ヒンジ部分の可動部もプラスチック製なので摩耗に弱い作りになっています。
  • 鼻パッドの「当たり」が固く痛いですが、調整はできません。
  • また、偏光度が高く、可視光線透過率が10%なので、太陽光がガンガン輝く海辺での使用等で有効と思われます。逆に、運転等での夜間の使用には、暗すぎて危険ですので、使用は控えた方がいいようです。

実際の使用で耐久性がどんなものか?

これからも使用を続け、リポートを追加していきます。

楽しみに!

まとめ

最後に、

ファッションサングラスから高級ブランドサングラスまで、様々なデザイン、機能、価格があるサングラス。

今回の記事で、「サングラスの最低限の必要条件」が国の基準で決まっていること。
また、サングラスの品質情報がユーザーにわかるように品質表示表で表記されているということがわかりました。

紫外線カット、偏光サングラスとして、国の基準を満たしているダイソーさんの商品には頭が下がります。

しかし更に、より快適に、より高度で精細な機能性そしてより強い耐久性を追加していくことで商品単価が上がっていくのですね。

賢いユーザーになりましょう!

ご自分の使用目的、予算等に合わせてバランスの取れたサングラスが選べますように!!

ありがとうございました!

品質表示法
投稿者
この記事を書いた人

・「キーボ」は、
 幼き頃よりのあだ名。
・「有言実行」は無理と悟り、
「『沈黙は金』の無口な人」で育つ。
・営業の仕事に就き、
一転「口から先に生まれたような人」に変貌。

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