「グッチだ~」「レイバンだ~」「オークリーだ~」「紫外線カットだ~」「偏光だ~」・・・
スマホで検索して「これがカッコいい!これにしよう!」
勇んで向かったあなたですが、実際にはメガネ屋さんの鏡とニラメッコして、店員さんに声をかけられ、主導権を握られ、薦められるままに、店員さんオススメのサングラスを試着した「あなた」。
「赤の他人の店員さんの感性でいいと思ったもの」をアドバイスとして受け入れ、最終的には、店員さんの「おススメ」でサングラスを選んでいませんか?
フィッティングのポイント「あなたの顔形」と「フレームの形」の関係を知ること
最終決定に至るあなたの心の動きを分解してみると、
- 「似合う・似合わない」の判断
- 「他人の目線」による評価
を店員さんに任せて、購入の決定・決断をしているのです。
この記事では、
判断を人任せにしないあなただけのこだわりの「カッコいいサングラス」を見つける方法を
お届けしています。
それを知識として学んで、あなたがご自分で「フィット度」の判定ができるようになれば、冒頭のように、悩みに悩み抜いて選んだ「自己実現サングラス」を、店員さんの思うままにひっくり返され見事玉砕するようなことはなくなり、「あなたのこだわりの完成」に大きく近づくことが出来るようになります。
サングラスをカッコ良く決める!4つのポイント!
「顔の輪郭、大きさ、眉そして、瞳孔」と「フレーム」そして「レンズの形」のバランスを整えていきます。
1️⃣「顔の輪郭」と「サングラスフレームの形」の関係
顔の輪郭は、大きく分けると丸型、四角型、三角形(逆三角形)、面長に分かれます。
一方フレームの形には、ボストン(横長)、スクウエアー(四角)、ラウンド(丸)、ティア―ドロップ(涙型)などのポピュラーなタイプや、スポーツタイプなどそれこそ様々に揃えられています。
顔の輪郭とフレームの形が同じような形状だと、顔の輪郭の形状を強調してしまうので、逆のタイプをを選んだほうがバランスがいいようです。
2️⃣「メガネフレームの幅」と「顔の幅」の関係
*顔の幅に対して、サングラスの幅が狭いようです。
また、顔の大きさに対して、サングラスが小さすぎるようです。
同じ幅になるのが、バランスよくカッコいい!
フレームが大きすぎると、取って付けたような感じになるし、小さければ顔の大きさが強調されて見えますよね。(スポーツタイプには、敢えて目を覆う大きめのタイプやお使いの眼鏡の上からかけるオーバーグラスタイプなどがあります。)
ご自分の顔の幅は、定規を当て鏡で確認して測ればいいと思います。
そして、フレームのサイズは、下記のように表記されています。
フレームサイズは、眼鏡の耳にかかるテンプルの内側に記載されています。
フレームの耳掛けにある品番とサイズ表示です。
- メーカー名 Ray Ban
- 品番「3024」
- サイズ「56□16 135」レンズの横幅が56mm・レンズとレンズの間のブリッジ幅が16mm。
テンプル(耳掛け)の長さが135mmという表示になります。
つまり、フレーム幅は56mm×2+16mm+αmm=128mm+αmmです。
(α=レンズフレームの幅)
*テンプル(つる)の長さが全然足りませんね。
このモデルさんには、大き目のサングラスを探す必要がありますね。( ´艸`)
このモデルさんが掛けている、Ray Banのサングラスは、レイバンの名を世界に知らしめた永遠のクラッシクモデルです。
ファッションにうるさい方にとっては定番中の定番ですねー。
3️⃣「瞳孔」と「レンズ」の関係
「瞳孔の中心」と「レンズの中心」は、ぴったりがいい!
左右の眼球にある瞳孔の中心を結んだ距離を「PD値(瞳孔間距離)」といいます。(これは、度付きのサングラス・メガネを作る際、2枚のレンズで焦点を合わせるために重要な数値となります。)
このPD値とメガネの中心距離の差が無い方が一番いいですが、許容範囲はPD値のほうがマイナス5mmぐらいまでに抑えましょう。
それでは、PD値とレンズ中心間の距離はどうやって測るか?
ご自宅では、目に定規を当て鏡を見て瞳孔間の距離(PD値)を測ります。
この時、顔を鏡に近づけすぎると瞳孔の距離が縮まってしまいますので、できるだけ距離を取って測ります。
メガネの中心間の距離は、先に挙げたフレームサイズの記載から計算できます。
レンズの幅+ブリッジ幅がレンズの中心間の距離になっています。
上記のレイバンのサングラスで言えば、56mm+16mmで72mmとなります。
瞳孔の中心がレンズの中心より内側にあると、「寄り目」に見えサングラスが大きすぎるように見えます。
また、逆は目が外側に開いているようで不自然で、サングラスが小さく見えて相対的にあたまが大きく見えます。
4️⃣「フレームの形状とトップ」と「眉」の関係
さらに眉の上がり具合とフレームトップの上がり具合が近いほうがカッコいい!
フレームの上に完全に出た眉は、平安時代の女性たちの眉を連想しちょっと間の抜けた滑稽な感じがしますよね。
また、眉が逆に完全に隠れたてしまった人相は、ちょっと怖いイメージになりそーな・・・
以上が、フィッティングの基礎となります。
「カッコ良さアップ」のフィッティングのまとめ
「顔の輪郭」と「サングラスフレームの形」の関係 | 顔型とサングラスの形状は、一般的に反対形状が良い |
「メガネフレームの幅」と「顔の幅」の関係 | 同じくらいが良い |
「瞳孔」と「レンズ」の関係 | 瞳孔がレンズの中心にくるように |
「フレームの形状とトップ」と「眉」の関係 | 眉の形状に似たフレーム 眉の上端が見えるくらい |
最終判断のチェックポイントは、「他人にどう見えるか?」「カッコ良く見られているか?」を確認することです。