2020+1の東京オリンピックでひときわ目立ったファッションとして、新規に採用されたスケートボードの若手選手たちのサングラスがあります。
ちょっと前までのサングラスといえば、ただ単に眩しさを防ぐためのメガネでしたが、カッコいいサングラス姿が印象的でした。
あの姿を見て、皆さんも自分が好きなアウトドアスポーツを、カッコ良く決めてDO!したい!と今まで以上に意識するようになったのではないでしょうか?
- いつも走っているランニングで眩しさを遮り景色を楽しみながら快適に走りたい!
- ゴルフの時、ハッキリ芝目を読んでナイスパットを沈めたい!
- サーフフィッシングで砂浜の海流の潮目、海中の砂の起伏を探りたい!
- 普段の眩しさから解放され快適に長距離をドライブしたい! etc.
更に、サングラスでカッコ良くしたい!
そんなあなたに最適なサングラスの選び方は?
スポーツサングラス|どう選んだらいい?
色々あるサングラスの中で、様々なスポーツに適応したサングラスはどんなものがいいのでしょうか?
多かれ少なかれ、下記に列挙した項目が必要条件かと思います。
- 軽いこと
- ズレないこと(鼻パッド・テンプル・モダン先セル)
- レンズが大きいこと
- 適したカラーであること
- 紫外線UVカットがあること
- 偏光機能があること
- 耐久性があること
- デザインは、基本は顔形に合わせること
詳しく見ていきます。
スポーツサングラスの条件は?
<軽いこと>
- サングラス自体の自重が重いと身体の激しい動きとズレが起こり落下し、集中が切れたり破損しけがをする恐れもあります。
- フレームは、金属製よりプラスチック系が軽量。
- レンズの材質はガラスよりプラスチック製の方がはるかに軽いです。
- フレームをプラスチック系として、レンズをガラスとプラスチック系にして比較した場合
ガラスレンズのサングラスは、平均約25~35g
プラ系レンズのサングラスは、平均約20~30g
と、後者の方が約2割軽いことが分かります。
<ズレないこと(鼻パッド・テンプル・モダン先セル)>
「軽いこと」とも関係しますが、鼻パッド・テンプル・モダン先セルがしっかりフィティングできているかが重要です。
「アジアンフィットタイプ」或いは「ヒンジレス」など、私たちの顔形にピッタリフィットするような形状のフレーム構造がかなりあります。
また、鼻パッドの調整機能付きや、モダンセルにシリコンのすべり止めが施されたものもあります。
<レンズが大きいこと>
意外かもしれませんが、出来るだけ大きいほうがいいです。
光は真っ直ぐ進む性質ですが、正面からだけではなくありとあらゆる方向から反射して入り込んでいます。
競技にもよりますが、目とサングラスレンズの隙間から紫外線が内側へ入り込むのを防ぐためだったり、空気抵抗を減らすため流線形のレンズであったり、目を覆うような大き目のレンズがいいです。
<適したカラーであること>
気象条件(朝マヅメ・夕マヅメ・カンカン照りの日中・雨中・曇天・雪中の晴天etc.)に適応したカラーがあります。
あなたのメインの使用時間・環境に合わせたカラーを選んでください。
レンズを入れ替えてカラーが変えられる優れものもあります。
<紫外線UVカットであること>
プレーのパフォーマンスを最大限に発揮するために、眩しさの軽減、疲労の軽減そして健康保持のためUV400をお勧めします。また、乱反射したUVがレンズの内側に跳ね返って目に入ることを防ぐ加工のレンズもあります。
<偏光機能があること>
光の乱反射をカットすることで、景色や足元がハッキリ、くっきり見えます。
ストレスフリーで疲れの蓄積を軽減します。
<耐久性があること>
フレーム全体特に鼻パッド、テンプル、モダン先セルといった部位が、汗をかいた肌に直接触れると塩分による腐食・変色が起こりやすくなります。
金属製でも、チタン製は軽量で耐候性・耐腐食性が高く長持ちします。
また、プラ製でもポリカーボネートは軽量で強度抜群です。
<その他>
フレームデザインは、顔形に相性がいいものが基本です。
(競技によっては、顔形に関係ない流線形やゴーグルタイプがありますが・・・)
このご時世、お店に行かなくても手軽に楽しく色々試せるバーチャル試着で、AIが顔形を判定し「似合度」を分かりやすく点数化してくれるアプリもあります。(別記事で紹介しています。)
シーン別 おすすめサングラスのカラーは?
それぞれのシーン別にみていきたいと思います。
- タウンユース
- フィッシング
- ゴルフ
- 野球・テニス
- トレッキング・登山
- 車の運転・ドライブ
カラーは「見た目」「TPO」を考えて選びましょう。参考にしてください。
1.タウンユース
眩しさ対策にもなりますね!
2.フィッシング
おめでとう!!友亮君!
ジグヘッドとワームでの初釣果。
この日は薄曇りだったけれども、時々太陽が出て波がキラメキ、真夏の一日でした。
最初のころは、泳いでる魚をのぞき込みタモ(網)で捕ろうとしていました。
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
サングラスは海面のギラツキを抑え海中を泳いでいる魚が見えるので、手っ取り早い手段を考えましたね。
良く見える!!
これだけではありません。サングラスは実は「眼(まなこ)の防御」にもなっているんです。
とにかく おめでとう!!
3.ゴルフ
ゴルフTVでよく見るシーン。
解説者が「芝目は〇〇だから、カップ〇つ分右(左)・・・」という説明をしているのよく見ます。
グリーン上でプレーヤーが、カップまでの芝生を集中して見ています。
何が見えるのでしょうか・・・?
プレーヤーの視線で見ると、「葉表」から反射される光は四方八方に散乱し「白っぽく眩しく」見えます。
それに対して「葉裏」は太陽光の反射は少なく、「濃く暗く」見えます。
前者は「順目」。ボールの転がりは良くなり、柔らかいタッチが必要です。
後者は「逆目」。これは、これで、転がりに抵抗するので強く打つ必要がありますし、プラス「曲がる要素」になります。
1打に大きく影響する情報です。
だから、より微妙な変化も見逃すまいと目を凝らしてみていたんですね。
プロにとっては、「Patt is money」
我々にとっては、「Patt is score」
サングラスは、ラウンド中のプレーヤーの目を保護すると同時に、周囲の状況もクリアーに確認できるようにしてくれ、勝敗を決する判断のツールになっています。
ナイスショット!!
ナイスパット!!
4.野球・テニス
ベアー。クレー。人工芝。芝生。
様々なグラウンドでの戦い。
フィールドを駆け回り、ボールを追っての緊迫のプレー。
自分の後ろには誰もいない。
過ちは許されず、確実にボールを捉えることが求められる場面。
太陽の眩しさに隠れるボール。
時には、グランドのキラメキの中から突然跳ね返ってくるボール。
手で太陽を遮ろうにも、瞬間瞬間が勝負のプレー中。
様々なトリックを仕掛けてくる自然のトラップを排除してその一球に全力を注ぐ。
ファインプレー!!
これはまさに、「サングラスがあればこそできる技」の瞬間。
5.トレッキング・登山・スキー
澄んだ空気の中を、雄大で鮮やかな彩りの景色を見ながら爽やかな汗をかいて歩くトレッキング。
山頂に近づくにしたがって、空気が薄くなり太陽の光がじりじりと肌に突き刺ささります。
それだけ紫外線が容赦なく照りつけているんですね。当然、「目」も・・・。
脳は侵入する光量を減らすべく、まぶたを狭めるよう指令を出します。
すると顔の筋肉(額、目尻、頬)はシワクチャになってしまいます。
これが長年の習慣になってしまえば・・・しわ・シミにつながりそうですね。
顔の表面だけではなく、「目」は瞳孔を収縮して「眩しさ」「紫外線」の侵入を防ごうとします。
しかし意志とは関係なく、「紫外線」は網膜まで達し網膜細胞を痛めつけ、涙目やめまい、体調不良などを起こす原因となります。
足元が不安定なところを歩き、所によっては岩を掴みながら這い上ることも。
手元、足元、更には先の道のりをもハッキリと目視確認ができることが、「安全」な山登りにとって一番!!
また、冬山の眩しいばかりの雪景色でのスキー。気分はすごく爽快です。
しかし肌は赤くなり、日焼けで痛くなることもあります。
太陽からの紫外線がたっぷりと降り注いでいます。
雪面からの四方八方からの乱反射も半端ではありません。
天候の急変があるかもしれません。
吹雪の時には、目全体を覆うゴーグルが必需品です。
安心・安全が一番!!
「安全」「美容」と「目の健康」のためにも、サングラスが必要ですね。
6.車の運転・ドライブ
「ウッ!まぶしいっ!!」「前が見えないっ!!」
運転中にこんな経験をした人は、結構多いんではないでしょうか?
雨の日の運転はこれが怖いから「イヤだな~」とおもってる方が多いですね。
教習所では、「側線を見るようにして、対向車のライトを見ないように!」と教えられたような記憶があります。
こんな時、眩しさを抑えもっと安全に視界を確保してくれるのが、色が薄めのサングラスです。
サングラスの出番は、夜や雨の日もあるんですね。
当然、昼間の運転では太陽の眩しさを抑え紫外線の入り込みを防ぎます。
つまり、脳への刺激が抑えられ視神経の疲れの軽減を図ってくれるんです。
長時間運転を続けると、目が疲れ、肩が凝りますよね!
リラックス!して、安全運転!と行きましょう!!
「カッコ良いスポーツサングラスを選ぶ」まとめ
スポーツサングラスは、スポーツをするときに欠かせないアイテムです。
サングラスをかけることで、紫外線から目を守り、視界をクリアにすることができます。
また、よりかっこよく、より快適にスポーツを楽しむことができます。
「目を保護」し「ストレスを軽減」し「高パフォーマンスを発揮するためのツール」がサングラスです。
- 軽いこと
- ズレないこと(鼻パッド・テンプル・モダン先セル)
- レンズが大きいこと
- 適したカラーであること
- 紫外線UVカットがあること
- 偏光機能があること
- 耐久性があること
- デザインは、基本は顔形に合わせること
これらを参考に、カッコいいサングラスを選べたらいいですね!!
それでは。ありがとうございました。